定着への取組み

これまで外国人雇用で困っている人事担当者から多くのご相談を受けてきました。

外国人を雇用する前も、雇用した後も、人事担当者は外国人雇用に関する様々なやり取りの窓口になることが多いのです。

外国人就労者と共存するための心構え

動画:日本になくてはならない外国人就労者

0:48 世界の親日的な国々を知ろう
3:56 世界中で使われる日本発祥の文化
5:09 日本になくてはならない外国人就労者
8:20 外国人就労者と共存するための心構え

動画の内容を踏まえて

あなたやあなたの周りの人が、日本に在留している外国人に対して持っているイメージについて考えてみましょう。

数値的報酬・非数値的報酬とは

自社の非数値的報酬について、下記をダウンロードして分析ができます。

伝わる日本語

外国人定着のための資料「伝わる日本語を使おう1」
外国人定着のための資料「伝わる日本語を使おう2」
外国人定着のための資料「やる気が上がる言葉げけ1」
外国人定着のための資料「やる気が上がる言葉げけ2」
外国人定着のための資料「やる気を起こす言葉選び1」
外国人定着のための資料「やる気を起こす言葉選び2」

四象限で理解を深めよう

ここでは外国人定着の課題を四象限に分けて説明します。

外国人定着状態を4象限で捉える

4象限の内容

第1象限【定着】:
受入企業の外国人の定着や戦力化に向けた努力と、外国人の努力やスキルが互いにマッチしている状態

第2象限【現場がイライラ】:
受入企業は外国人の戦力化に取り組んでいるが、外国人の努力が足りない状態

第3象限【離職】:
受入企業は外国人の戦力化に取り組んでおらず、外国人のスキルもモチベーションも低い状態

第4象限【転職の可能性】:
受入企業は外国人の戦力化に取り組んでいないが、スキルとモチベーションの高い外国人を雇用している状態

こんなことはありませんか?

  • 経営者と現場で外国人雇用に対する熱意に温度差がある
  • 外国人雇用は積極的にしているが、外国人のスキルアップ・日本語力アップなどの取り組みはしていない
  • 日本人側が外国人への伝え方を工夫していない
  • 評価制度はあるが、外国人に対応していない



第2象限【現場がイライラ】の可能性あり

□外国人を雇っても1年以内に自己都合で辞めてしまう
□日本人社員や現場が外国人雇用に反対している
□外国人の都合(一時帰国など)は基本的に聞きいれていない
□外国人に相談相手がいない
→第3象限【離職】の可能性あり

□外国人が最近目を合わせてくれない
□優秀だが給料を上げてほしいなどの要望が多くて困っている
□外国人に対して評価制度を導入していない
→第4象限【転職の可能性】の可能性あり

四象限に分けて考えよう

受入企業の努力とは

□ 外国人を受入れたことにより事業拡大や売上の増加などを達成している
□ 外国人雇用を会社発展のための戦略として長期的に取り組んでいる
□ 外国人と日本人の昇給・手当に差別がない
□ 外国人に勉強の機会を設けている
□ 外国人にも能力に応じて昇進の道がある
□ 外国人からの相談窓口を設けている
□ 現場指導者が外国人雇用や「伝わる日本語」について学ぶ機会がある
□ 現場で外国人の差別的な扱いがないようにしている
□ 外国人特有の事情を考慮している□ 在留資格について積極的に勉強している

外国人の努力とスキルとは

□ 日本語を勉強している
□ 積極的に日本人に質問して学ぶ姿勢がある
□ 専門知識があり企業に貢献している□ 正確に仕事ができる
□ 仕事のスピードが速い
□ 欠勤遅刻がなく勤勉な態度である□ 自分勝手に判断しない
□ 報連相ができる
□ 会社が期待している内容を理解して仕事をしている
□ 応用力がある
チェックが付く項目が多いほど、「高」となります。

■自社の課題を解決するヒントにしてください。

人事担当者に負担がかかりやすい外国人雇用の実態

社長

我が社もこれから外国人の採用を積極的にしていこうと思う。人事部長の〇〇君、頼んだよ。

人事部長

社長の決定だから仕方がないが、採用計画の作成からビザの取得、受け入れの準備まで全部人事の仕事なのか・・。どこから手をつけたら良いのやら・・

以下は外国人採用で人事担当者に負担がいきやすい業務の一部です。

・外国人採用ルートの開拓

・外国人を受け入れてもらえるよう現場への説得・説明

・外国人の在留資格の取得やコンプライアンスについての調査

・外国人を受け入れる社内体制の構築

・外国人社員や現場指導者からの相談の窓口

よくある外国人雇用・人事の問題

外国人就労者の受け入れ前後によく起きる問題をまとめました。

経営陣・現場からの圧力でストレス

経営者や人事としては人手不足の解消をして現場を助けるつもりで外国人雇用に踏み出しても、外国人とのコミュニケーションになれない現場からは不満が出てくることもあります。外国人社員の現場での問題を人事に当たられることもあります。また、経営陣からはコンプライアンス・人件費に関する圧力をかけられ、ストレスを抱えている人事担当者もいます。

ガイア国際センターでは、専門部署でサポートしています。
お気軽にご相談ください。

その他、人事課でお役に立てていただきたい資料です

外国人採用担当者になる5つのメリット

求人・面接・採用のポイント

0:00 労働条件通知書は必要
1:16 求人票は魅力的に
3:28 面接のポイント

ダウンロードして使おう

外国人が働けるビザの種類と特徴

0:58 ビザ/在留資格とは
2:33 働けるビザの種類を知っていますか?
3:27 在留資格と人数の割合
4:52  就労制限とは
6:21 在留カードの見方7:34 在留資格の種類と特徴
14:39 受け入れられる在留資格の調べ方

講義の内容を踏まえて考えてみよう

■自社の外国人採用の時にビザについて相談できる専門家はいますか?

参考リンク集

■在留資格一覧 在留資格一覧表 | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)■ 在留資格「定住者・永住者」在留資格「定住者」 | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp) 永住許可(入管法第22条) | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
■ 在留資格「技術・人文知識・国際業務」在留資格「技術・人文知識・国際業務」 | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
■ 在留資格「特定技能」特定技能制度 | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
■ 在留資格「技能実習生」外国人技能実習制度について | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
■ 在留資格「高度専門職」高度人材ポイント制による出入国在留管理上の優遇制度 | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
■ 在留資格「経営・管理」在留資格「経営・管理」 | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
■ 在留資格「留学生」「留学」の在留資格に係る資格外活動許可について | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)  在留資格「留学」 | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
■ 在留資格「家族滞在」在留資格「家族滞在」 | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
■ 在留資格「短期滞在」在留資格「短期滞在」 | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)
■ 在留資格「特定活動」在留資格「特定活動」 | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)