外国人雇用による国際貢献

外国人雇用による国際貢献Iタイトル

外国人労働者と聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか?

どうしても「安い労働力」など、差別されているイメージを持たれることが多いため、「国際貢献」というイメージはあまり持てないのではないでしょうか。

しかし私たちは、「外国人雇用」こそ、世界の人たちのための、国際貢献であると考えます。

仕事がない発展途上国の現状

 日本に住んでいると、世界中のほとんどの人たちは、日本よりも恵まれない環境に暮らしているということを忘れがちです。特に、仕事がなくて「働けない」ということは深刻な問題です。仕事が無い若者が海外へ出稼ぎに行くことが多いのはこのためです。

 例えば、東南アジアの国、ミャンマーでは、軍事政権とクーデターにより、今も多くの人たちが不安定な情勢の中で暮らしています。国際人権団体は2002年に、ミャンマーを「世界で最も少年兵が多い国」に認定しました。10代の若者が十分な教育も受けられず、軍隊に徴兵されているという悲惨な状況です。

 そのような国で暮らす若者たちに、教育や仕事を提供することができたら、どれだけの国際貢献になるでしょうか。

「魚を与えるのではなく釣り方を教えよ」ということわざがあるように、単に物資やお金の寄付をするのではなく、その国の人たちが自立したり、手に職をつけられるようにしてあげることが、近年の国際協力の主流となっています。

銃を構える兵士

日本人の働きかたを学びたい若者たち

家族を養うためにお金を稼ぎたいというのが、出稼ぎで海外に行く人たちの目的ですが、世界の若者たちが、「日本で働きたい」という夢を抱くのには、特別な感情があります。多くの発展途上国の人たちは、その国で使われている、自動車、家電製品などの日本の製品やアニメ、日本文化を通じて日本に憧れ、日本という国から何かを学びたいと考えています。

世界から見たら最高レベルの日本の品質・サービス

 どんな単純な仕事からも、日本の職場で学ぶことはたくさんあります。日本人にとって当たり前のことでも、日本人には特有の「職業倫理感」があり、一人ひとりの仕事に対する責任感が世界から見て最高レベルの製品やサービスをつくりだしています。

多くの企業様が、「外国人雇用」に乗り出し、外国人材を育成し、戦力化することが、世界の人たちを救うことに繋がります。外国人雇用は、その人の国の家族を助けているのだということをぜひ知っていただきたいです。

外国人労働者の経済状況を知ろう!

日本の高校生に外国人労働者の経済状況をレクチャーしました。

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この記事を書いた人

高校卒業後、多文化共生のマレーシアへ進学。ホスピタリティ学科卒業後、帰国し株式会社ガイア国際センターに勤務。外国人の就職支援、在留資格申請、生活支援、統括マネージャーなどを経験し、現在は専務取締役に就任。

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