空き家をリフォームして外国人の寮に/2022年 【外国人向け集合住宅】

タイトル画像 ガイアハウス
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ガイアハウスプロジェクトとは? 空き家問題と外国人住居問題の解決

「特定技能外国人を受け入れたいが、過疎地域で寮として借り上げできる貸し物件が会社近くにない」という企業様のお悩みを解決するため、ガイアハウスプロジェクトを始動しました。

空き家を外国人が住める寮としてリフォームし、貸し出しするサービスです。

近年話題になっている「空き家問題」を解決できるだけでなく、お年寄りが多い地域に外国人の方が住むことで、地域の活性化になります。また、就労外国人は20代~30代の若者が多く、災害などの非常時には貴重な若者の戦力として活躍してもらえるというメリットがあります。

「外国人の寮として借り上げられる賃貸物件が見つからない」という問題も急増しています。

大家さんが、「外国人入居お断り」を提示している物件は、法人契約もできない、という案件が増えています。そこで、空き家を再生して外国人の寮にするというアイデアが生まれました。

ガイア初!外国人向け集合住宅を購入

2022年10月、今回は空き家ではありませんが、就労外国人が入居できる寮がない、という事情があり、なんと集合住宅を購入することになりました。元々福祉施設として使われていた物件を、外国人寮として再生することになりました。

なぜこの物件を外国人寮にとお声がかかったがかかったのかというと、実は、「駐車場がない」というのが大きな理由でした。大通りに面しているこの物件は、敷地面積が狭く、駐車スペースがないので、日本人には向かない物件でした。就労外国人なら、皆自転車で通勤するので、駐車場が必要ないということです。

解体作業

まずは解体作業から始まりました。古くなったキッチンとお風呂を全て解体しました。

謎の水漏れ

今回の物件のリフォームの最大の難所は、原因不明の水漏れです。屋上から1階まで全て点検しましたが、原因が分からず、完全に修理できるまでに3カ月ほどかかりました。

リフォーム

キッチン、お風呂場のリフォーム、床やクロスの張替など、大規模なリフォームを行いました。

お風呂場は、外国人が使いやすいように、シャワーのみ(バスタブなし)の仕様にしました。(「バスタブがあった方が良かった」という声もありましたが)

リフォーム前のキッチン

1階スペースは入居者の交流の場に

1階のオープンスペースは、入居者が交流会をできるスペースとして使ってもらえるようにしました。

1階部分

集合住宅は管理が大変

無事に就労外国人が入居しましたが、やはり大きな物件だけあり、細かい修繕は次から次へと発生しました。しかし、ガイアハウス初の集合住宅として素晴らしい物件をオープンできたことを嬉しく思います。

集合住宅は管理者としても、近隣のクレームなどに対応しなければならないため大変です。就労外国人の自転車が収まりきらず、駐輪場からあふれてしまうなどの課題もあります。

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この記事を書いた人

外国人の人材紹介専門のガイア国際センター。外国人の就労関連ニュースや教育などに関する情報を発信します。

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