私たちに一体何ができるのか
私たちは海外からの就労者を斡旋する会社であり、2020年から国際線の運休により大きな打撃を受けました。一時は、長年携わってきた外国人材の仕事をやめることを余儀なくされると思いました。
しかし、世界中が混乱に陥る中、私たちに一体何ができるのか、必要とされていることは何なのか、考えぬいた末、たどり着いたのが、国内で職を失ったり、就職できずに困っている外国人の救済でした。
コロナ禍の就職支援
住む場所を提供するために寮を借り上げ、知り合いから食品や物品をいただいて支援する傍ら、面接練習やビザの書類手続きをしながら1人1人就職先を探して行きました。国際線が止まってから、200名以上の外国人のお世話をしてきました。中にはどうしても助けられなかった人もいます。
コロナ禍で生まれた絆
私たちの寮に集まった外国人たちは、共同生活をしながら絆をつくり、支え合って生活していました。
コロナ渦で、人と会うことができず、人との繋がりが希薄になってきています。
しかし、周りを見渡せば、困っている人はたくさんいるはずです。
今本当に求められているのは、人と人との繋がりだと思います。
もっと困っている人のために、私たちに何ができるのか、今も模索しています。
コメント
コメント一覧 (1件)
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