〈外国人から見た日本〉私の大好きな日本の文化はお辞儀

私の大好きな日本の文化タイトル

今月のガイア通信は

今月は、日本大好き「ベトナム出身のやまとなでしこ」こと、ガイア国際センターの支援部兼ベトナム語通訳のズエンが担当します。

ガイアスタッフIズエン

ガイア国際センターのベトナム語通訳のズエンと申します。「私の大好きな日本の文化はお辞儀」というタイトルで書かせていただきました。外国人から見た日本の素晴らしさを、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思います。

目次

特に好きな日本の文化の一つは「お辞儀」です

私が外国人として特に好きな日本の文化の一つは「お辞儀」です。

日本に住んでいると、どこに行ってもこの礼儀正しい行動を目にします。

お辞儀は単なる挨拶や礼儀作法にとどまらず、相手への敬意や感謝、謝罪などさまざまな感情を表現する手段として、日本社会の多くの場面で使われています。

お辞儀

このシンプルな行為の中に、他者を思いやる日本の精神が凝縮されており、私はこの文化に強く共感しています。

初めて日本に来たとき、日常的にお辞儀が交わされる様子に驚きました。

電車で席を譲ったときや、道を教えてもらったとき、さらには店を出る際に店員が深々とお辞儀をしてくれる瞬間など、あらゆる場面でお辞儀が自然に行われています。

私自身も次第に、お辞儀をすることが習慣になりましたが、それは単なる形式的な動作ではなく、相手に対する感謝や尊敬の気持ちを込めたものです。

お辞儀をすることで、心が温かくなり、相手との関係が近くなるような感覚があり、日本独自の人間関係の築き方に感心しました。

お辞儀には、状況や相手によって使い分けられます。

このような細かな違いは、最初は難しいと感じましたが、習得するうちに非常に合理的で、相手に敬意を表す大切な方法だと気づきました。

例えば、ビジネスシーンで深いお辞儀をすることで、相手に対して真剣な姿勢や礼儀を示すことができるのは、言葉を超えたコミュニケーションの一つだと思います。

お辞儀の文化を通じて感じるのは、日本人の「相手を尊重する」姿勢です。

日本では、他者との調和を大切にすることが文化となっており、言葉ではなく身体の動作で相手に敬意を表すことで、より深い信頼関係を築くことができるのです。

このような相手を思いやる心は、私が日本文化に強く惹かれる理由の一つです。

また、私が特に感動したのは、日本におけるお辞儀の普遍性です。

家庭や学校、職場、さらには公式な場でも、お辞儀は広く行われています。そして、それは地位、立場を問わず、全ての人々が行うことで、社会全体が一つの大きな「礼儀」を共有していると感じられます。

外国人である私も、お辞儀を通じて日本社会の一員であることを実感し、深い感謝の念を抱きます。

このように、お辞儀は日本の文化でありながら、世界のどの国の人々にも理解される、非常に美しい礼儀作法です。私は日本に住む中で、お辞儀を学び、日常生活に取り入れております。
お辞儀の文化は、私にとって日本の魅力を象徴するものであり、これからも大切にしていきたいと感じています。

【担当】外国人生活支援部兼ベトナム語通訳 ズエン
日本に住む外国人の心のよりどころになれるよう、日々通訳業務を頑張っています。
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この記事を書いた人

外国人の人材紹介専門のガイア国際センター。外国人の就労関連ニュースや教育などに関する情報を発信します。

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